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水屋神社

千年余りの水送り神事の社

千年余りの水送り神事の社

マルゴ株式会社からほど近いところにある水屋神社(みずやじんじゃ)は大和国の春日大社に祀られている天児屋根命(あめのこやねのみこと)の安在所です。国分け伝説としてこの地に由緒があり、国土安泰、産業(農・商・工)繁栄の神であることから、この地においてとても崇められてきました。

この地で取った水を春日大社に送る「お水送り」の儀式は貞観元年(859)より始まり今に残っています。水のきれいなこの地だからこその儀式といえます。またこの神社境内裏の大きなクスノキ「水屋の大楠」は、樹齢1000年以上と言われており、飯高のシンボル的な存在となっています。

飯高の鎮守の森として、この地にすむ人々の文化や伝統、精神を重んじる精神によって維持されてきました。私たち飯高の人々はこの日本人としてのアイデンティティを大事にして守り続けたいと考えております。